そんなんにおいしい話はないということ
矯正モニターで治療費割引、実質ゼロ、インプラントがこの値段で、、、、、
色々誘惑は多いと思います。
でも医療の世界においしい話はありません。
なぜなら、医療行為には標準治療というものがあって、これは十分な研究がなされ、データーが蓄積され、エビデンスがあって有用とされたものを手順を決めて実施するということです。
ライセンスを有する専門家が独自に提唱する治療を保険外診療として提供する医療機関もありますが、これらは注意が必要です。
そんなものが有効ならとっくに保険診療で実施されるはず。
今時、本当は年間数千万円かかるものの高額医療制度を用い、少ない負担で保険診療が認められているがん治療薬などもありますから。
歯科の場合は特殊で、そもそも最終補綴物まで国の健康保険が適応される国は多くなく、多くが自費診療、民間保険でのカバーとなります。
日本はそれだけ恵まれているということです。
歯科においては世界標準とは到底言えず、評価も低く、内容的に色々言いたいことはありますが。
高額な保険外診療を行なわれる場合は、十分な理解が必要で、決して無理して行うようなものではありません。
安いものには安いだけの理由があるということです。
よく分からない、世界的に何の評価もないメーカーが作ったインプラントなども。
別に一流インプラントメーカーのインプラントを使用しているから安心とはならない、あくまでも歯科医のレベルによるということが話を複雑にしていますが。
以前にも書きましたが、最高級の食材、調理器具を準備しても、料理を作る人次第なのと同じです。