今時、ネットの情報を鵜呑みですか?口コミその他、、、
ネットは今や生活に欠かせない便利なものです。
しかしながらこれほど利用者のリテラシーが問われるものもないです。
ある意味、どうにでも誘導される。
良くも悪くも。
ネット業者から毎日のように営業電話、メールが来ます。
口コミなどで高評価を得る方法についてなどなど。
馬鹿馬鹿しいので全く相手にしませんが。
それだけ、表面上のことでしか情報を理解していない方が多いということ。
あるネット関連企業など、「消費者はあまり賢くないですからどうにでも誘導できます。」と言い切ってましたから。
以下は某大手からの実際に送られてきたメールの一部です。
そしてしつこい電話。(一切出ないですが、ネット屋が何でわざわざ電話で営業なのか昔から不思議に思います。)
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「上記「MEOサービス資料」をクリックいただきますと資料が表示されます。
Googleの口コミ★4と★5を集めやすくするツールもご提供しております。」
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要は、この会社の提供するプラットフォームを通して口コミを書くと、高い評価のものだけ投稿され、低いものは削除されるということ。
この他にも口コミを書いてもらう代わりに何らかの金品を渡す、
低い評価が入ると平均点を上げるために分母をやたら増やすことに血眼になる、
意図的に嫌がらせの口コミを書く・・・これは威力業務妨害などの犯罪の可能性がありますが・・・、
あまりにも低い評価が多く入るとアカウントごと消去し、ダミーアカウントでまた一から初める、、、、、これは業者がわざと悪い口コミを書き込んで、○○万円で消せますよと悪質なものまであります。
相手が特定できる悪い口コミに対して金品で削除してもらう、
この他にも消費者を欺く多彩な方法があります。
膨大なコストをかけ、結局そのコストは消費者に転化されているということも知らずに。
いずれもGoogle的にアウトな方法です。
日本では名誉毀損、業務妨害に対する法的見解が欧米と比較して低いからこんなことがまかり通るという一面は否定できないです。
今、世間を騒がす飲食店でのイタズラ、いや、犯罪なのですが、そのような認識もなく安易に行なわれるのは、膨大な損害賠償を請求されるという意識がないからと言えます。
欧米では一生パーになるような膨大な損害賠償請求が当たり前なので、このようなイタズラはないと、海外の友人は言ってました。
巨大企業とはいえ、単なる民間一企業のご機嫌を伺うのもムカつくので、最低限のことは行なっていますが、必要以上のことは一切行っておらず、関知もしません。
失礼な書き方になりますが、姑息な手を使ってまでよく分かっていない患者さんに来ていただきたいとは思わないのです。
あくまでも数ではなく、一部の患者さんに治療のリソースを集中したいです。
ネット情報は「基本的な知識」、「怪しいと感じる感性」、「真理を見抜く力」が必要です。
昔から言います、「〇〇とハサミは使いよう」と。
最近読んだ「デマ・陰謀論・カルト」 物江 潤氏著 新潮新書 などもおもしろいです。