インプラントメーカー
世界には約300社のインプラントメーカーが存在します。
また、日本で厚労省に認可されているものは約30社ほどあります。
しかしながらこれらメーカーもピンキリで、世界的に通用するようなものは数社。
これらのメーカーで世界的なシェアは半分以上あると言われています。
別にシェアがあるから優秀とも言えないですが、、、、、、、
性能、バックアップ体制はともかく単に価格が安いものが歯科医には人気であったりします。
また、インプラントメーカも競争が激しく倒産する会社もあり、治療終了後パーツの破損がおきた場
合交換できないケースもあります。
実際、他院で治療されたもののその医院が倒産、閉院、インプラント治療部分にトラブルおきても実際
に対応できないようなケースにけっこうな数で遭遇しています。
インプラントメーカー、商品名は外からでは分からないため、レントゲン撮影し、それらを特定するカ
タログがあるのですが、どれにも該当しないケースにも遭遇しています。
インプラント治療を受けられる際は、どこのメーカーのものを使用しているか確認された方がいいと思
います。
安価なインプラントを売りにて広告出している歯科医院も、釣りの安価なインプラントは安物、結局説
明の途中で高価なものを薦められるというような話も聞きますから、メーカーが全てでもないですが。
そもそもそのような体制で診療行っている事自体、私には疑問です。
また、一流メーカーのインプラント使用していることを釣り、売りにしていても、結局インプラント治
療は歯科医のウデなので、あまりアテにもなりません。
また、インプラント治療も比較的単純なものから、骨の移植が必要なもの(それも小さなものから大掛
かりなものまでピンキリ)、審美領域へのインプラント治療などバリエーションは広く、
その歯科医がどこまで対応可能なのか見極めることも大事です。
当院にも骨がないからインプラント治療できないと言われて来院される方が後を経たないことから、
骨移植などを行ってインプラント治療行っている歯科医など少数派であることが分かります。
この辺り、患者さんは判断非常に難しいと思います。
なお当院で現在使用しているインプラントは、以下の通りです。
世界的に通用する一流メーカーです。
安価なものは一切ありませんし、導入するつもりもありません。
他院と値段で競うつもりがないからです。
アストラ(スウェーデン)、元々は製薬会社アストラゼネガーの一部門
プライムテーパー(スウェーデン)、アストラと製造工場は同じ
ストローマン(スイス)
ジンヴィ(アメリカ)、元々の3i、紆余曲折あったものの整形外科機材メーカーの一部門
ブローネマルク(スウェーデン)、当院では現在使用していません、メインテナンスは可能です。



