包括診療が大事なわけ

包括診療とは歯牙1本1本ではなく、口腔内全体を様々な知識、技術により処置してゆくことです。

歯科治療といっても、虫歯治療、歯周病治療、咬合治療、根管治療、インプラント治療、矯正治療、審美治

療、、、、、、、分野は様々ですが、患者さんの口は一つであり、多くの場合問題は複合的に起きますから単発的な対応で

は問題解決できない場合がほとんどです。

他院から当院に来られる患者さんが、定期検診に行っているのに年がら年中あちこちん日問題発生し、治療がエンド

レス、、、、と言うような話をよく聞きます。

実際に診察してみると、治療が対処療法、単発的で抱えている問題に適切な対応ができていないと言わざるを得ない

場合がほとんどです。

例えるなら築何十年も経過し、リフォーム必要な建物に対してとりあえず雨漏りを何かで塞ぐ、建て付けの悪い窓に

オイルを刺す程度の繰り返しで、根本的に柱が腐っていると言うような重要な部分には何も手を入れないのと同じ。

いずれ大きな問題が降りかかってくることは必至です。

包括診療は様々な知識、技術が必要ですから歯科医なら誰でも対応できると言うものではありません。

対応できるのは多分上位数%でしょう。

総合的に処置行いますから費用も高額になりますが、他院においてそれのみを目的として稚拙なスキルの歯科医が手

を出して悲惨なことになり、当院に相談に来られるケースが確実に増加しています。

歯科医院選びは慎重に行われた方が良いかと思います。

また、患者さんもご自身の状況を十分理解され、本当に必要な処置を決断、選択してください。

問題あるものの長期放置、にっちもさっちも行かなくなりようやく受診するものの、ご自身が求める治療を実現しよ

うとするなら想像以上に期間、コストがかかることがわかり、治療内容で妥協することもできずに結局うやむやにな

る場合もあります。

その方がその後どうされるのか私には分かりませんが、確実に言えることは余計に状況悪くなると言うことです。