なんだかなあ、、、の根管治療
他院で治療したところの痛みが続く、訴えても様子見ましょうばかりで不信感から当院来院。
![](https://www.m-nishikawadental.com/wp/wp-content/uploads/2024/10/9eb45b81d58169068f650e49bba4a32c-1077x800.jpg)
本当に根管治療行ったの?疑問。
根管治療後確実なシーリング行っておらず、仮歯もない状態で数ヶ月経過しているそう。
このようなケース、口腔内からの感染が起きて予後は悪いです。
他の部位も様々な問題抱えていますが、何の説明もないとのこと。
このレントゲン写真に写っている他の歯牙の根管治療も同様。
定期的なメインテナンスには行かれていたそうですが、、、、、、、、精度の低いセラミック治療のオンパレー
ド、、、、、、、よくある話です。
ただ、一番の問題は、この患者さん、過去にコストもかけ、色々ネットなどで調べられているようで、
専門用語が色々出てはきますが、、、、、本質と現状をどの程度理解されているのか非常に疑問であり、本
質に辿り着けず情報に振り回されておられるようです。
本質を理解せずに専門用語出されても、この患者さんはよく勉強されているようだ、、、、とは全くなりま
せん。
そもそも全体的に非常に状態が悪いのですが、認識がない。
過去精度の低い治療が行われ、それば原因で様々な問題を抱えているにも関わらず、結局、何をどうさ
れたいのか判断でないため、当院での治療開始とはならずです。
それはそれでいいのですが、、、、、、
それも患者さんの判断。
患者さんを引き止めるような歯科医は多いですが、私は、、、、、、一切行いません。
この方、欠損は複数あるし、全く無傷(=過去に治療を全く行っていない)の歯牙が1本もないような
状態。
ただ、この先数件の歯科医院に行かれ、そこで上手く治療できれば良いのですが、正直、なかなか難し
いと思いますし、結局、何年か後にまた当院受診となるケースが一定数あります。
ただし、以前説明した状態より悪化していることは必死であり、治療が余計に複雑化、治療期間の長期
化、コストの上昇は避けられないのです。