前回の続き。

前回、欠損に至るにはいくつかの理由があるということをお話ししました。

虫歯、歯周病で歯牙がダメになる場合、さらに患者さん側の問題と歯科医院側の問題に分けることができます。

患者さん側の問題として、ご自身の状況への関心の低さ、理解のなさ、放置、治療開始したものの

中断、放置での悪化などがあり、メインテナンスを行っていない、指導事項を遵守しない、、、これらの場合、よほど根性入れ替えてもらわないと同じことの繰り返しで、高度な治療は非常に難しいです。

私は病状について詳細に説明しますが、理解と協力が得られない場合、他院を受診することをお勧めする場合もあります。

正直、このような方と関わっていても泥沼に陥ってお互い時間の無駄になりかねないからです。

歯科医院側の問題として、不勉強、稚拙なスキル。

患者さんのご機嫌とりに始終し科学的根拠のない迎合した処置を行う、、、、一見、ユーザーフレンドリーに見えるかも知れましんが、必ず将来問題が発生します。

もっとも関心度の低い患者さんに問題発しても、そんなもの、年齢的なものと勝手に考えてしまう傾向もありますが。

別にそんな程度の治療要求なら、そんな程度の歯科医院受診すればお互い良いだけの話ですが、当院に来院される患者さんはもっと治療要求が高いので私もがんばりがいがあります。