インプラント治療の流れ(サイナスリフトを伴う)・1:初診〜1回目のサイナスリフト〜インプラント埋入オペ
骨がないからインプラントできないと言われた患者さん
右上67部、歯根破折を起こし、保存不可能と他院で判断されたものの、骨がないからインプラント治療できないと言われたそうです。
CTまで撮影したらしいですが、、、、、、これまたCTが治療できないという証明に使われている残念なケース。
よくある事ですが。
自分にはできないけれど、正直、親切に骨移植を行なって治療可能な歯科医がいることを教えてあげたらいいと思いますが。
くだらないプライドが邪魔するのか、、、、、、結局恥の上塗りししかなりませんが。
ご友人の紹介で当院来院。
結局この部分だけでなく様々な問題があることが判明しましたが、多くは前医の治療であるものの、何の説明もなし。
というわけで色々検査し、診断、治療計画の立案と説明ののち、フルマウスリコンストラクト(包括診療)行うこととなりました。
右上は私にも保存は不可と判断、初診時痛みもあったたため、また、最初からインプラント治療ご希望であったことと遠方からの来院であったため、抜歯時にソケットリフトによるサイナスリフトを行い、実際のインプラント治療の準備をしました。
上の写真は、抜歯、ソケットリフト完了時です。
低い上顎底をリフトして骨(バイオス)が移植されていることが分かります。
数ヶ月後インプラント埋入処置、同時に骨移植追加。
前回移植した骨が周りの患者さんご自身の骨と同化しつつあることが分かります。
続く、、、、